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外壁塗装ものさし

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外壁塗装を20年していない家で確かめること:目安の年数と、見ておきたい箇所

公開 2026-10-01/ものさし係

この記事の要点

  • 20年は、国の資料の外壁塗装の目安(11〜18年目)を過ぎた年数です。当サイトで期待耐用年数を確認できた5製品のうち、20年が目安の範囲に入るのは2製品(15〜20年、20〜24年)で、ほかは目安を過ぎています。
  • ただし、年数だけで家の状態は決まりません。外壁のひび・シーリングの劣化・汚れ・色あせ、屋根の割れ・ズレ・色あせを確かめることが先です。
  • 確かめるときは、自分から複数の会社に点検と見積りを頼み、同じ条件で比べてください。

「気づいたら20年、外壁を塗り替えていない」という家は少なくないはずです。この記事では、20年という年数を国の資料とメーカーの公表値に照らしたうえで、何を確かめればよいかを整理します。

1. 20年を目安の年数と比べる

国土交通省の「民間賃貸住宅の計画修繕ガイドブック」は、建て方・資材・立地等によるとしたうえで、一般的な修繕の目安を示しています(賃貸住宅向けの資料です)。

部位修繕の内容と目安
外壁塗装:11〜18年目/タイル張り補修:12〜18年目
屋根塗装・補修:11〜15年目/防水・葺替:21〜25年目

20年は、外壁の塗装・屋根の塗装・補修の目安を過ぎていて、屋根の防水・葺替の目安(21〜25年目)に近づく年数です。

塗料メーカーの期待耐用年数(次の塗り替え時期の目安)と比べると、次のとおりです。

製品メーカー期待耐用年数20年の時点
クリーンマイルドウレタンエスケー化研10〜12年目安を過ぎている
エスケープレミアムシリコンエスケー化研14〜16年目安を過ぎている
クリーンマイルドシリコンエスケー化研12〜15年目安を過ぎている
クリーンマイルドフッソエスケー化研15〜20年目安の範囲に入っている
超低汚染リファイン1000MF-IRアステックペイント20〜24年目安の範囲に入っている

期待耐用年数はメーカーの参考値で、地域・立地条件・方角などで変わるとされています(エスケー化研)。保証期間ではありません。

2. 年数より先に、状態を確かめる

同じガイドブックは、長期修繕計画のチェックポイントとして次の点を挙げています。

部位チェックポイント(ガイドブックの記載)
外壁ひび・シーリング部の劣化・汚れ・色あせ
屋根割れ・ズレ・色あせ
雨樋割れ・ジョイント部の接合・雨漏り

地上から見える範囲で、これらが当てはまるかどうかを見てください。屋根に自分で上ることはせず、見えない部分は点検を頼むときに確かめてもらいます。

3. 点検を頼むときの注意

  • 自分から頼む。国民生活センターには、無料点検をきっかけに「屋根がずれている」などと言われて契約し、あとで他社から高額だと指摘された、といった相談が寄せられています(点検商法の相談は2025年度に19,696件)。
  • 複数の会社に、同じ条件で頼む。塗装面積・塗料の製品名・工程の数をそろえると、見積書どうしを比べられます(見積書の見方)。
  • 見積書に迷ったら相談する。住宅リフォーム・紛争処理支援センターの「リフォーム見積チェックサービス」では、着工前・契約前の見積書を無料で確認してもらえます。

塗装費の目安は塗装費の早見で、塗料の価格と期待耐用年数は塗料データ表で確かめられます。

出典

  1. 国土交通省「民間賃貸住宅の計画修繕ガイドブック」
  2. エスケー化研 製品ページ(期待耐用年数)(各製品ページに記載)
  3. アステックペイント 超低汚染リファイン1000MF-IR 製品ページ
  4. 国民生活センター「訪問販売によるリフォーム工事・点検商法」(2026年7月31日更新)
  5. 住宅リフォーム・紛争処理支援センター「リフォーム見積チェックサービス」

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